相続で弁護士に相談すべきケースを教えてください。

遺産分割の話し合いがうまく進まない場合や、不公平な分け方になりそうな場合には、早めに弁護士へご相談ください。

相続人同士だけで遺産分割協議を進めるのが難しいケースでは、法律の専門家が間に入ることで、冷静かつ適切な手続きで進めることができます。遺産分割が長引くと、相続税の申告や納税が間に合わず、余計な税負担が発生してしまうことや、不動産が有効活用できないといった不都合が生じるおそれもあります。

また、一部の相続人に有利な形で話が進められている、明らかに不公平だと感じる場合にも、法律に基づいた適正な分割が行われるよう、弁護士に相談することをおすすめします。

たとえば、「自分にすべての遺産を相続させる」と書かれた遺言がある場合でも、他の相続人から遺留分侵害額請求を受ける可能性があり、その後の協議や調停・裁判に発展することもあります。また、見つかった遺言書の内容や形式に問題があると感じた場合は、その遺言が有効かどうかを確認するため、弁護士が内容を精査し、必要に応じて遺言無効確認訴訟などの法的手続きもサポートします。

足立区（北千住エリア）で遺産分割にお悩みの方は、ベリーベスト法律事務所 北千住オフィスまでご相談ください。