弁護士相談はベリーベスト法律事務所 北千住オフィスへ。
弁護士インタビュー

JR各線・地下鉄「北千住駅」から徒歩10分の場所に位置する、ベリーベスト法律事務所 北千住オフィス。日々、どのような法律相談が寄せられ、実際にどのようなポリシーを持って対応しているのでしょうか。今回は、北千住オフィスの所長、宋 日序弁護士にお話を伺いました。
Q1.北千住オフィスとはどのようなオフィスでしょうか
北千住オフィスは令和4年3月に開所したオフィスで、現在(令和7年7月時点)は弁護士9名、パラリーガル11名の体制となっています。私は今年の3月、北千住オフィスの所長に就任しました。
みなさんとても真面目で、日々、黙々と仕事をこなしています。仕事に夢中と言ってもいいかもしれません。
オフィスがある北千住周辺は、商店街などもあり、古き良き街並みです。昔から住んでいらっしゃる方も多い印象ですね。
Q2,宋先生が弁護士を志したきっかけを教えてください。

大学3年生の頃、自分のこの先の人生を考えた際、司法試験を受けるならそろそろ本腰を入れて勉強しなければならない時期かな、と。そこで、当時の選択肢としては、「民間の企業」、「公務員」、「法科大学院へ進学」の3つがあったんです。しかし、仮に就職活動をしたとしても、採用される自信がなかったので、それなら努力をしてひとつ高い目標を目指そうかな、という思いから必然的に司法試験を目指す形になりました。
もうひとつは、私のバックグラウンドが中国人だということもあります。中国人と日本人、どちらにも関わる仕事ができると自分の幅も広がるかな、というイメージがありました。
今年で弁護士として6年目になりますが、思っていたよりも特殊な仕事ができている、と感じています。私の名前を見て中国人の方が依頼してくださったりするので、中国律師の先生と連携しながら事件を進めていったりと、やりたかった仕事ができている実感があります。
また、弁護士の仕事の幅の広さも感じています。民事事件、刑事事件のほかにも、これまでに、ゲーム内の課金通貨が資金決済法の規制を受けないかをチェックしたり、弁護士会の中の子どもの権利委員会の中で、様々な理由で無戸籍となっている方がいて、そのような無戸籍者の戸籍取得の支援をするであったり、幅広い経験を積むことができています。
やりたいことを見つけてとことん極められるので、企業の中の歯車というよりは、主体的に動いて、自分で考えられる今の弁護士の仕事は、とても自分に合っていると思っています。
Q3.北千住オフィスではどのような弁護士相談が多いのでしょうか。
北千住オフィスにご相談いただく内容ですが、離婚、労働問題、交通事故のほか、建築訴訟問題もあります。北千住は昔から長く住んでいる方が多いため、リフォームなどの建築トラブルの相談がほかのオフィスよりも若干多いのかな、という印象です。
業務を進めていく上では、レスポンスを速くすることを心掛けています。私自身の性格的な面もありますが、なるべく早く返答することで事件の進行も速くなりますし、その分、依頼者の方とも信頼関係を築きやすいということがあります。
北千住だから、ということではないとは思いますが、ここに住まれているみなさんは本当に穏やかな方々ばかりです。信頼して頼んでいただけることが多いので、自然とこちらも助けてあげたい!と思うような方々が多いかなと思います。
Q4.宋先生が弁護士になってよかったと思った瞬間は?

依頼数の多い離婚事件が、必然的に自分の得意分野となっています。
「法律だとこういった結論になる」というのはすぐに出せてしまうのですが、離婚は人間の感情の対立が一番大きい事件です。法律の知識だけではなく、依頼者への説得や共感も非常に重要となります。
そのため、私個人として大切にしているのは依頼者との「信頼関係」です。どうしても弁護士のほうが、法律の知識が豊富なため、やや一方的な関係になりがちですが、できれば依頼者と対等な立場で事件を進めていきたいというのが私のポリシーです。依頼者から信頼してもらうことはもちろんのこと、逆に私も信頼できる依頼者を助けたいという思いがあります。二人三脚で事件を解決できれば、それが一番ですね。
ですので、やはり終わったときに「先生、ありがとうございました!」と喜んで帰っていただけると非常にやりがいを感じます。
とくに印象に残っているのは、ある離婚の婚姻費用の事件です。
交渉から入りまして、控訴審までかなり長く時間がかかったんですけども、最初に家裁の一審で審判が出たあと、相手方が異議申し立てをしました。結果的に、相手方が異議申し立てをしたにもかかわらず、こちらに有利な内容で決定が出たんです。時間はかかりましたが、満足できる結果が出たので、非常に良かったですね。
理由としては、お互いの収入で婚姻費用の金額が決まるんですが、審判が出た後に決定が出るまで、また時間がかかるんです。その間に相手方の収入が増えたためです。納得がいかないから異議申し立てをしたのに、自分に不利な決定が出ているので、典型例としてここは弁護士が説得してやる意味がない、と理解していただいた方が良い事件でした。
やはり、依頼者と弁護士が信頼関係できていれば説得できた事案かもしれない、と印象に残っています。
Q5.先生が思う、ベリーベスト法律事務所に相談するメリットを教えてください。
ベリーベストは、弁護士ひとりではなく、弁護士400人に依頼しているのとイコールだということですね。弁護士ひとりよりは、3人、5人、10人…100人といた方が、その分、アイデアも多くなります。もちろん400人の先生全員がその事案を知っているわけではありませんが、壁にぶつかったとき、母体の人数が多い方がいいということは間違いありません。ベリーベストは、全国の弁護士とノウハウを共有できる環境にあるため、そこが大きな強みだと考えています。たとえ自分が分からなくても、必ず他に経験者がいて教えてもらえるのは、非常にありがたいことです。
また、所内で利用できるツールも多くあります。たとえば、所内専用のAIツールであれば、個人情報を気にせずAIに自分の業務をサポートしてもらえます。ツール以外ですと、大学教授に意見書を書いてもらうこともあります。ベリーベスト内のシステムもよくできていますね。所内のIT化が進んでいるので、仕事も速いんです。そういったところ全てがベリーベストのメリットなのかなと思います。
Q6.弁護士相談に迷っている方へのメッセージ。

もし悩んでいることがあれば、1秒でも早く弁護士に相談してほしいです。遠慮や気後れすることによって、解決できるチャンスを逃してしまっているかもしれません。別にその場で依頼する必要はありませんので、まずは、相談することが大事だということを心にとどめておいてください。ベリーベストであれば、多くの分野で初回相談無料です。ぜひ悩みを抱えている方に、活用してもらえたらと思います。